トレーシー・カチローさん著「最高の子育てベスト55」で創造力を伸ばしておくのが、これからの時代に必須のスキルだと書いてあったので、どんな方法が「創造性」を高めるのか書いておこうと思います。
参考文献
創造力を伸ばす9つの方法
本書では、予測不能な世界を生き抜くために大人になってからどんな職に就くにせよ「創造力」が重要なスキルの1つだと言っています。
たしかに昔と比べ、変化の激しい世界ですので創造的に思考できるスキルは必要だと思いますね。
それでは「9つの創造力を伸ばす方法」をメモしておこうと思います。
興味を情熱に変えるように励ます
無理に情熱を持たせるのではなく、そっと励ます程度にしておこうということかな
子どもが情熱を持ち始めていることに、お金やモノで釣ろうとすると、そのことへの関心がなくなってしまうという実験結果もあるので、励まし方には注意が必要です。
間違いを許し歓迎する
「間違える覚悟がないと、独創的なアイデアは思いつかない」とイギリスの能力開発・教育アドバイザー ケン・ロビンソン卿が言っています。
たしかにそうだなーって思います。
失敗から学べることは重要で貴重なものですので、失敗から学ぶという学ぶ姿勢は大事にしたいですね。
視覚芸術・演劇などを嗜む
視覚芸術は、絵画や写真など
子どもたちを美術館や演劇に連れて行くといいと思います。
良いアイデアを思いつく人には、芸術を嗜んでいる人が多くいます。
これはジェームズ・W・ヤング著「アイデアのつくり方」でも紹介されていました。
ぜひ、芸術を嗜んではいかかでしょうか
子どもの才能に気づいてサポートする
ん~正直、子どもの才能に気づくって難しいと思います。
気づく親の主観的な部分も影響するので難しいんじゃないかな
子どもの才能というよりも「子どもの強み」を把握して伸ばしてあげる方がいいと思います。
強みは「VIAテスト」で分かるので、家族みんなの強みを知っておくといいですよ。
以下のURLから無料で診断することが出来ます。英語なので日本語を選択してくださいね。
成績よりも学習した内容に興味を示す
テストの成績も大事だけど、勉強をしたという行動のプロセスが重要ということかな
ひとつの問題に対して、複数の解決策を考える
これはクリティカルシンキングが役に立ちそうですね。
ひとつの問題を正面から見るのではなく、様々な角度から問題を見て考える練習をするといいと思います。
解答を与えるより、解答を探すための「ツール」を与える
子どもから「ねえ、これ何?」って高確率で子どもは質問してきます。
その質問に解答すると「へえー、じゃあこれは何?」って次の質問をしてくることがよくあると思います。
このとき、解答を探すための「ツール」を与えてあげると子どもは熱心に調べ始めるのでおすすめです。
たとえば「Googleレンズ」というスマホアプリを使えば、カメラに写したものが何なのか調べることができます。
星が気になるようなら「天体望遠鏡」でのぞかせてみる。
本なども与えてあげれば、本好きになれるかもしれませんね
視覚的に考える「見本」になる
たとえば、部屋の模様替えをするときに、子どもと一緒に家具の配置を入れ替える「完成図をスケッチする」みたいなことをするといいんだとか
空間認知能力が鍛えられそうですね。
新しい考え方を促すために「例えや比喩表現」を使う
たしかに、何かを説明するときに「これはこうだよ」って説明するよりも「これはこうで、たとえば~」って説明した方が詳しくなりますし、わかりやすくもなるので良いと思います。
子どもには具体的に説明してあげないと分かってくれないことが多々あると思いますので、例えや比喩表現を使って説明してあげるといいんじゃないかなと思います。
創造力も親から遺伝する
創造的思考能力も親から遺伝することが研究から分かっているそうです。
研究は、双子で産まれた直後から別々の環境で育てられた双子たちから創造力の遺伝性を調べたものです。
研究結果は、創造的思考能力は3分の1が遺伝で決まり、3分の2は訓練などから伸ばせるようです。
いづれにしても創造力は伸ばせるみたいですので、上記の9つの方法を試してみたいですね。
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