赤ちゃんがまだ喋れないときでも笑ったり、泣いたり、手足をバタバタさせたりして私たちに何かを伝えようとしています。
そんな赤ちゃんの行動に親が「無表情」だと信頼関係が壊れる、もしくは築けなくなるよっていうハーバード大学の実験を紹介します。
赤ちゃんとの関わりで「無表情」は信頼関係を壊す
ハーバード大学の実験で、赤ちゃんの様々な行動に母親が「無表情で見つめる」という実験を行いました。
赤ちゃんが笑ったり、手を振ったり、泣いたりしても母親は無視することなく「ただ無表情で赤ちゃんを見つめる」という演技をしてもらいました。
赤ちゃんは次第に元気がなくなったり、母親の顔を見なくなったりして母親と関わろうとする行動が減りました。
そして、母親が無表情の演技をやめても、すぐに関わろうとする反応がなく、しばらくして赤ちゃんの反応が回復しました。
結果、赤ちゃんとの信頼関係は「赤ちゃんのアクションに親が適切に応えることで築かれ、無反応だと信頼関係を壊す」ということがわかりました。
もう信頼関係づくりは始まっている
赤ちゃんが喋れなくても、もう信頼関係づくりは始まっています。
赤ちゃんがアクションを起こしたとき、ただ見つめたり、無表情で抱っこしたりするだけでは心のふれあいにならないそうです。
現にママが赤ちゃんに反応してあげることで心拍のずれが整い、ママと赤ちゃんの波長がそろってくるのだそうです。
赤ちゃんへの関わり方3つのポイント
赤ちゃんへの関わり方は基本、ポジティブな感情で触れ合ったり、語りかけたり、一緒に笑ったりしてあげてればOKだと思います。
やってはいけないのが虐待・ネグレクトです。
では、赤ちゃんへの関わり方3つのポイントはこんな感じ
- 真似する
- 声を出したら優しい声で反応
- 目が合ったら覗き込む
このようなことが赤ちゃんは大好きなんだとか
ですが、どこまで赤ちゃんにかまってあげたらいいのか?全部かまってあげないといけないのか?気になりますが、これは赤ちゃんも同じでかまわれ過ぎると刺激が多すぎて以下のような行動をします。
- 顔をそむける
- 急に機嫌が悪くなる
- 体をこわばらせる
このような行動をしたら、少し様子を見てあげた方がいいかもしれませんね。
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