ブログタイトルのつけ方35のテクニック
どう言うかより、何を言うかが重要。
ほとんどの広告では、見出しが一番重要。
1番効果的な見出しは、相手の「特になる」とアピールするか、「新情報」を伝えるもの。
中身のない短い見出しより、きちんと伝えている長い見出しの方が効果的。
具体的な内容の方が信用される。
短いコピーより、長いコピーの方が説得力がある。
引用:ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則 ジョン・ケープルズ
上記の言葉はアメリカの伝説的コピーライター「ジョン・ケープルズ」が書いた本を読み、広告の父と呼ばれた「デビッド・オグルヴィ」の言葉です。
これからブログのタイトルをつける時に是非とも参考にしてもらいたい。
記事を読んでもらうには、「見出しが一番重要」ブログだとタイトルが重要で、読み手が最初に読むのがこのタイトルだからです。
タイトルを見て読み手はその記事を読むか判断するので、読み手の心を引くようなタイトルをつける必要があるのです。
ジョン・ケープルズが科学的に検証した成果を惜しみなく書いた書籍「ザ・コピーライティング」は1932年に初版され、その後、第5版まで重版せれ、長い間受け継がれてきた伝説の書籍です。
第5版では、日本一のマーケターである「神田昌典さん」が監訳されました。
これから紹介する「35の見出しの型」は実際に効果が検証済みで「効果のあるタイトルのつけ方」のテクニックとして利用できるはずです。
「新情報」タイトル【8つの型】
人は「情報」を知りたい欲があるので、新しい情報があるよーと促すタイトルは気になり、集客効果が高いとされています。
「新情報」の8つの型があるので、紹介していきます。
※タイトル例は本書と違うので、詳しくはお買い上げください。
1.タイトルを「ご紹介」で始める
「ご紹介+新情報」
タイトル例:【ご紹介】まったく新しい○○3つの方法!
タイトルを「ご紹介+新情報」で伝えるだけで、ただ単に「新情報」のみを伝えるタイトルより、不思議と読まれるタイトルになります。
2.タイトルを「発表」で始める
「発表+新情報」
タイトル例:【発表】まったく新しい○○3つの方法!
タイトル例:○○社が発表した、まったく新しい○○!
タイトルのつけ方に「ご紹介・発表」など付けるタイトルは、告知型コピーと呼ばれ、大昔から使われきたタイトルのつけ方です。
これから伝えることをわざわざ告知するだけで、何やら安心感が増しますね。
3.「発表のニュアンスがある」タイトルにする
ブログのタイトルになかなか「発表」と付ける機会が少なかったり、付けづらかったりすると思います。
「発表」の言葉を言い換えてタイトルをつける方法も効果があるそうです。
4.タイトルを「新」で始める
「新+新情報」
タイトル例:【新製品】通信速度86倍アップ!5G対応の最新スマホ
その他:「新登場」「新型」「新手法」など
タイトルに「新」を散々使ったら、「新情報」性を引き続きタイトルに使えるのが、次のようになります。
5.タイトルを「いま・さあ・ついに」で始める
「いま・さあ・ついに+新情報」
タイトル例:ついに登場!今話題の新○○
6.タイトルを「とうとう・いよいよ」で始める
「とうとう・いよいよ+新情報」
タイトル例:とうとう出ました!「人工知能」搭載!誰でも失敗しない調理器具
7.タイトルに「日付や年」をつける
「日付・年+新情報」
タイトル例:【2020年】6月1日スタート○○の最大70%OFF激安サマーセール
8.タイトルを「ニュースネタ風」にする
「ニュースネタ風+新情報」
タイトル例:日本初上陸!アメリカで大人気の○○
以上が「新情報」を伝えるタイトルのつけ方テクニックでした。
新しい情報を伝えるときに、一言タイトルに付けてみてください。
「価格」に関するタイトル【5つの型】
何かを売る場合に、一番重要な要素の1つが「価格」だとテストで証明されています。
注目率調査で、人は文字を読み飛ばしてでも、まず先に価格に注目することが多いことが調査で分かっています。
人が注目してしまう「価格」に関するタイトルのつけ方を5つ紹介していきます。
9.価格をタイトルのメインにする
「価格+商品・サービス」
タイトル例:お肉・生野菜がしゃぶしゃぶし放題でたったの「980円」!
10.割引価格をメインにする
「割引価格+商品・サービス」
タイトル例:半年に一度の大特価セール最大68%OFF「○○屋さん」
11.特価品をメインにする
「特価品+商品・サービス」
タイトル例:1日に必要なビタミンをサプリメントで初回限定500円
12.支払いの簡単さをメインにする
「支払いの簡単さ+商品・サービス」
タイトル例:新型SUV車が月1万円で乗れる方法
商品・サービスを分割で支払いできることを表示した方が、しない場合よりも売れると、宣伝効果テストで分かっています。
13.無料提供をメインにする
「無料提供+商品・サービス」
タイトル例:今なら携帯料金がなんと「1年間も無料!」Rakuten UN-LIMIT
無料という言葉はとても強力で、引きつけるのに効果的です。
無料の仕掛けには、お試し・試供品・おまけなど様々あり、無料部分は特に強調したタイトルをつけた方が効果的です。
情報やエピソードを提供するタイトル【2つの型】
人は新しい情報や役に立つ情報を知りたい心理が働くので、タイトルに情報を入れた方がクリックしてくれる確率が上がります。
また、エピソード(ストーリーテリング)で伝えることで、記憶に残りやすく、共感も得やすく説得力が上がる昔からあるテクニックです。
ストーリーテリングで書かれた本で、全世界に最も広まった本が聖書で、ビジネスにおいてもこのテクニックが使えます。
14.「役に立つ情報」を提供する
「役に立つ情報を入れる」
タイトル例:あれもこれも手に付ける・決断を先送りにすると集中力がなくなる!集中力の源「ウィルパワー」について
15.「エピソード」を伝える
「ストーリーテリング(物語を伝える)」
タイトル例:臆病な私が、どう会社を辞めることが出来たのか?ちょっとの知識とブログで成功するまで
冒頭をエピソード仕立てにすることで、相手はどんどん引き込まれていきます。
このテクニックはブログだけでなく、様々なところで応用可能です。
キーワードを使うタイトル【10の型】
ブログタイトルの場合、「キーワード」を入れたタイトルをつけることが、SEOにもユーザーにも分かりやすく、基本的なタイトルのつけ方となっています。
注意してほしいことは、タイトルに合う記事になっていることです。相手がタイトルを読み記事にアクセスするので、相手が求めているのは、タイトル通りの内容です。
タイトルと違う情報やズレている情報を冒頭に書いてしまうと離脱率が多くなってしまうため、タイトルの内容で一番伝えたかったことを冒頭から書いていくことをおすすめします。
16.タイトルを「○○する方法」とする
「キーワード+方法」
タイトル例:40代でもできる!ブログで稼ぐ方法
「方法」の他にも、言い方を変えて「選び方」「やり方」「攻略」「裏技」など言い方を変えても使えます。
17.タイトルを「どうやって・このように・どうして」とする
「どうやって・このように・どうして+キーワード」
タイトル例:どうやってブログの集客を10倍にしたのか?秘伝タイトルのつけ方
18.タイトルに「理由・なぜ」を入れる
「理由・なぜ+キーワード」
タイトル例:なぜブログのタイトルだけで10倍もクリックされるのか?
19.タイトルに「どれ・どの」を入れる
「どれ・どの+キーワード」
タイトル例:どの副業があなたにピッタリか?無料診断してみよう!
20.タイトルに「他に(誰か)」を入れる
「他に(誰かという意味) +キーワード」
タイトル例:ブログを始めて2ヶ月で3万円稼いだ方法を知りたい方は他にいませんか?
21.タイトルに「求む」を入れる
「求む+キーワード」
タイトル例:求む!プログラマーに転職してみたい方!就職先まで見つけてくれるプログラミングスクール
22.タイトルを「これ・この」で始める
「これ・この+キーワード」
タイトル例:このSEOに頼らない集客方法なら、アップデートが怖くない!SNS集客
23.タイトルに理由の「~だから」を入れる
「キーワード+(理由の)~だから」
タイトル例:初心者ブロガーにおすすめ!継続が大切だから集中力を学ぼう!やる気の出る集中力
24.タイトルに仮定の「(もし)~なら・(もし)~しても」を入れる
「(もし)~なら・~しても +キーワード」
タイトル例:もしブログを始めようか悩んでいるなら、悩むのに疲れてしまうのでココで決断してみてください。
25.タイトルに「アドバイス」という言葉を入れる
「キーワード+アドバイス」
タイトル例:現役ブロガーが初心者に教える、記事の書き方7つのアドバイス
その他の見出し【10の型】
ここから紹介する10の型は、タイトルに使えるものから、キャッチコピーなどに使えるものがあります。
26.タイトルを証言スタイルにする
「証言+結果・問題」
タイトル例:○○ショックでも継続してよかった、リスク分散投資10の真実!
27.読み手を試す質問をする
「質問形式にしてみる」
タイトル例:家の中を誰かに見られても大丈夫ですか?家事代行サービス
28.1ワード見出しにする
「1ワード(意味のある1つの単語)にする」
使用例:アフィリエイト・副業・ブログ・美容・ダイエット・税金など
29.2ワード見出しにする
「2ワードにする」
使用例:期間限定・無料お試し・もっと快眠に
30.3ワード見出しにする
「3ワードにする」
使用例:先着100名様にプレゼント・夏までに痩せる方法
31.今はまだ買わないように伝える
買うように促すものが多いなか、「買うな」と否定すると、かえって相手の気を引く効果があります。
「否定的に伝える」
使用例:今買わないでください!その理由はこちらから
32.広告主から相手に直接語りかける
「あなたから直接語りかける」
タイトル例:現役ブロガーがブログの始め方を1からYouTubeで教えます
33.特定の個人やグループに呼びかける
「ターゲットを絞って伝える」
タイトル例:何をやっても続かず、リバウンドしてしまう方にお勧め!最新科学のダイエット術
34.タイトルを質問形式にする
「質問形式にする」
タイトル例:アフィリエイトはオワコンじゃない理由、知っていますか?
35.ベネフィットを事実と数字で伝える
「事実+具体的な数字」
タイトル例:ブログのタイトルを変えただけでPVが68%アップ!収益にも繋がるタイトルのつけ方7選
ブログタイトルのつけ方を決める前にキーワード選定
ブログタイトルを付ける前に、どんな記事を書くのかキーワード選定が重要です
キーワード選定で決めたキーワードを使ってタイトルをつけていくので、キーワードが決まっていないとタイトルをつけられません。
キーワード選定をまだしていない方は、こちらの記事でキーワード選定の方法を紹介してあります。
まとめ
「35の型」をヒントに、ブログのタイトルを付けてみてください。
きっといいタイトルがつくはずです。なぜなら既に科学的に検証されたタイトルのつけ方ですので、人間の心理が変わらない限り効果があります。
ジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング」には、様々な方法・書き方など431ページに渡って豊富な知識が書かれています。
コピーライティング界では、超有名なこの1冊を是非とも読んでもらいたいです。
引用:『ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則』 ジョン・ケープルズ 著者 / 神田昌典 監訳者、齋藤慎子、依田卓巳 訳者
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