よくブロガーさんが「ペルソナ設定は重要だ!」と言いますが、このペルソナ設定は意味あるの?と疑問に思ったことがありませんか?
実際に意味のないペルソナ設定を教えていたり、大事な部分が抜け落ちていたりしているので、今回ブログ向けのペルソナ設定を例題を交えて紹介していこうと思います。

このペルソナ設定をすれば、しっかりとしたブログのコンセプトが作れるから、ぜひ覚えてやってみてね。
それでは、ブログ向けのペルソナ設定方法をイチから分かるように説明していきます。
ターゲットとペルソナとは
ターゲットやペルソナという言葉は、マーケティングの業界で使われる言葉です。
ペルソナは本来、サービスや商品開発のマーケティングで行われるもので、ブログとかけ離れていますが、ペルソナ設定する目的がそれぞれ違います。
ブログにペルソナを設定する目的は「誰のために書くのか」明確にして「どんな価値を提供するのか」ここがとても重要になります。
そのため「読者となるターゲットを選定して、どんなことに価値を感じるのか」ここまで設定すると、読者に刺さる言葉・訴求ポイントが分かるようになりますが、ターゲットが異なると当然ですが読者が得たい価値(ベネフィット)が変わります。
具体的なペルソナ設定方法に入る前に、ターゲットとペルソナについて説明したいと思います。
ブログにおけるターゲットとは?
ターゲットとは、読者・購入者のイメージ(興味・関心・年齢・性別・行動パターンなど)を表す想定顧客層のことです。
書き手・ブロガーが勝手に作った人物のイメージとも言えます。
書き手が作り上げたイメージなので、「こういう人に必要だろう・買うだろう」と書き手側の思い込みや願望が入り込むため、実際の読者・購入者のズレが当然出てきます。
ブログにおけるペルソナとは?
ペルソナとは、ターゲットからズレてしまった読者・購入者を根拠となるデータを活用し、修正した実際の読者・購入者に近づけた顧客のことです。
ですので、ターゲットとペルソナを一言でまとめるとこのようになります。
ターゲット=ブログ運営者が作り上げた想像の人物
ペルソナ=実際の読者・購入者に近づけた人物
なぜペルソナを設定する必要があるのか?
ブログの戦略・コンセプト作り、記事を書くときにペルソナを設定していないと、膨大にあるWEBページの中に埋もれてしまう、年齢・性別関係なく全員に向けた記事は、場合によって誰にも響かない記事になってしまうからです。
例えば
A:「料理ブログを始めよう」
B:「20代女性向けにインスタ映えする簡単なオムライス専門のブログを始めよう」
Aの場合、料理というジャンルが広すぎるのと、ペルソナ設定されていないので、ブログのコンセプトがなく、競合の中に埋もれてしまう・誰にも響かないブログになる可能性が大きいです。
Bの場合、料理の中でもオムライス専門にジャンルが絞られていて、ターゲットも20代女性向けインスタ映えする簡単なオムライス作りのブログとコンセプトのあるブログになっている
Bの場合でペルソナについて説明すると
ターゲット:「料理とインスタグラムをしている20代女性」
ペルソナ:「25歳女性・独身・一人暮らし・土日休みの仕事・趣味は料理でオムライスが好き・Instagramをしている」
このペルソナに設定した人物は「どんな価値(ベネフィット)」を感じるのか考えてみると
- 平日は忙しそうで休日に趣味の料理を楽しみそう
- 家事もあるから手間や時間がかからないオムライスが良さそう
- インスタ映えする飾り付けが重要そうだな
- インスタ映えする写真の撮り方も重要そうだな
- 友達・彼氏に絶賛されて喜ばれることに価値を感じそう
簡単に上げてみましたが、このような価値(ベネフィット)を重視するだろうと汲み取ってブログに生かすことで、ペルソナに設定した人物にとって有益なブログになるのです。
もちろん、ターゲットが同じ20代女性でも、専業主婦で子供ありのペルソナだと価値(ベネフィット)を感じるポイントが変わってくるので、個別に考える必要があります。
ブログの場合、このようなペルソナ設定をすることに意味があります。
ブログに全く意味がないダメなペルソナ設定の例
よくあるペルソナ設定のやり方で、相手を思い浮かべて、年齢・性別・職業・家族構成・趣味・住居・願望・年収・学歴など複雑にペルソナ設定して、このペルソナに向けてブログを書けばOK!などと紹介している記事があります。
このような記事を読んだ方は「このペルソナ意味があるの?本当に必要なの?」と疑問に思った人が少なからずいるはずです。
実際に、このようなペルソナ設定でOKだけの方法だと
・ブログにとって意味がない
・大事なところが抜けている
・商品開発のマーケティング向けに説明されていて、ブログに応用できない
僕が思うダメなペルソナ設定の例を挙げると
これだと誰でもいいことになってしまい、ただターゲットを決めただけで、ペルソナ設定の意味がない。
身近な友人・家族にペルソナ設定する場合、その友人・家族が実際に経験者や利用者ならペルソナに設定する意味が大いにあります。
生の声が聴けますし、悩み・なぜ利用したか・どこが良かった・このサービスの価値など想像では思いつかないことが聴き出せるので意味があります。
ですが、経験者・利用者でも何でもない人物をペルソナに設定しても実際の読者とズレたターゲットに決めただけの話になります。
このような簡単に説明されて、大事な部分が抜け落ちたペルソナ設定の方法を読んでみた方は「このペルソナ必要なの?」と疑問に思うわけです。
では、ペルソナ設定はどうやったらいいのか、説明していきます。
ブログ向けペルソナ設定する方法
これから紹介するペルソナ設定の方法で2つのことができるようになります。
1.どんなブログにしていくかコンセプト作り
2.どんな記事を書くのかコンテンツ作り
どちらもブログにとってはとても重要な項目で、ペルソナ設定をすることにより、戦略の切り口を強くすることができます。
インターネットの世界には、ライバルが大勢いるため、ペルソナ設定する・しないで大きな差が開いてしまいます。
それでは、ペルソナ設定する方法を紹介していきます。
ペルソナ設定1:どんなブログを作るか決める
どんなブログを作るかすでに決まっている方は、次のステップに進んでください。
どんなジャンルのブログにしていくのか、特化ブログなのか雑記ブログなのか、いづれにしてもジャンルを選んで絞らないといけません。
どんなジャンルでも稼ぐことは可能なので、一つ選ぶポイントがあるとすれば、興味があるジャンルをおすすめします。

興味は、モチベーションを高めてくれて、やる気が維持しやすくブログを続ける力になるからおすすめですよ。
例えば「旅行が趣味だから、旅行ブログを作ろう」で決めるとします。
ここで注意なのが、旅行ブログだけだと数多くいる競合の中に埋もれてしまうので、ペルソナ設定が必要になります。
単に旅行ブログだけだと、競合が強すぎるので「旅行」を絞れるなら絞りましょう。(そのままでも構いません)
例:「旅行」→「国内旅行」→「地域を絞る」や「家族旅行、カップル旅行など」他には旅行の目的から「簡単に行ける、秘境、絶景、食べ物、ドライブ」など考える支点を変えれば、絞ることができます。
もちろん、「私はこういう旅行が好きで極めたい」と思うものがあれば、ぜひそのブログを作りましょう。
ペルソナ設定2:ターゲット選定する
読者となるターゲットを決めていきます。
ここで重要なのは、想像で決めるのではなく、統計データで決めることです。
想像でターゲットを決めてしまうと、思い込みや願望がどうしても入ってしまいます。
例えば「化粧品は女性がするものだから、女性しか興味ないだろう」と思い込んでしまうと、実際にいる肌荒れを隠したい男性のニーズを逃すことになり、もしもこのニーズに気づければ、メンズ向け化粧品に特化したブログを作ることができるのです。
では、統計データからターゲット選定する方法を「旅行ブログ」を例にして紹介していきます。
1.「旅行+統計」などのキーワードで検索して統計データを探す。
2.統計データから性別・年齢・職業・家族構成・年収などの情報からターゲットを選ぶ
具体的にターゲット選定する流れはこのようにしました。
旅行に関する統計データを男性・女性別に見るとこのようになりました。


簡単にではありますが、男性でも女性でも20代くらいの年齢が多く、男性の方が泊まりで旅行に行くことが多いのが分かりました。
この統計データからターゲットを「20代・宿泊旅行する人」や「20代男性・宿泊旅行」と決めることができます。
ブログに合う統計データを探すのが難しい場合、こちらの方法でターゲット選定してみてください。
・身近にいる実際の利用者
・SNSで実際の利用者を見つける
・サービス・商品などの公式サイトなどから利用者情報を集める
この中でもSNSから実際の利用者を見つける方法がおすすめです。
性別・年齢が分かるだけでなく、口コミや趣味・悩みなど投稿から様々な情報を得ることができるため、SNSからターゲットを見つけるのがおすすめです。
ペルソナ設定3:ペルソナを具体的に設定する
ターゲットを選ぶことができたら、具体的にペルソナを設定していきます。
具体的にと言っても事細かく設定する必要はありません。
ターゲットから年齢・性別・職業・結婚や家族構成・プライベートなどと+統計データから得たことがあれば十分です。
理由は、ペルソナによって、求める価値(ベネフィット)がそれぞれ変わってくるからです。
例題で「ターゲット:20代・男性・宿泊旅行」でペルソナをA・Bパターンで考えてみます。
Aさん:会社員、27歳男性、独身、土日休みだが交代勤務のため疲れている、たまに友達と旅行に行くのが楽しみ、お酒が好き
Bさん:営業職、23歳男性、1年付き合っている彼女あり、土日休み、仕事もプライベートも決めることがたくさんある、友達か彼女と旅行に行くことがある
ここで1つ前の統計データから、なぜ男性は日帰りより宿泊を伴う旅行の方が多いのか考えてみると
1.旅行に行くならお酒を飲みたい
2.車の運転は男性が多いから、遠出で日帰りはキツイため
などの背景が思いつくので、ペルソナ設定の参考に統計データも利用していきます。
同じターゲットでもAさんと異なるBさんを作ることができます。
ペルソナ設定4:価値(ベネフィット)を書き出す
ここがとても重要で、Aさん・Bさんがどんな価値(ベネフィット)を重視するのか?書き出すことによって、ブログのコンセプトや訴求ポイント・記事のアイデアなどに生かすことができるのです。
どういうことか実際に上記のAさん・Bさんでベネフィットを書き出してみます。
Aさん:会社員、27歳男性、独身、土日休みだが交代勤務のため疲れている、たまに友達と旅行に行くのが楽しみ、お酒が好き
Aさんがどんな価値(ベネフィット)を旅行に求めそうか
・交代勤務の疲れを癒すことに価値を求めそう
・温泉旅行で癒しを求めそう
・友達とお酒を飲みたいから、飲み屋街が好きそう
・宿泊場所は飲み屋街に近いことに価値を求めそう
・二日酔い防止のアイテムを求めそう
Bさん:営業職、23歳男性、1年付き合っている彼女あり、土日休み、仕事もプライベートも決めることがたくさんある、友達か彼女と旅行に行くことがある
Bさんがどんな価値(ベネフィット)を旅行に求めそうか
・仕事に慣れてきたが、まだ覚えることがたくさんあり、デートなども考えるため選択することに疲れていそう
・ツアーや観光のモデルコースなどあると助かりそうだな
・移動手段や所要時間などもあると良さそうだな
・カップル向けの観光名所は求めそう
・絶景スポットや夜景などキレイな場所を求めそう
・ここに来たら絶対食べたいグルメ情報を求めそう
・手作り工房で旅行の思い出作りをするかもな
簡単にではありますが、このように2つのペルソナからそれぞれの価値(ベネフィット)を書き出しました。
この書き出した価値(ベネフィット)を今まで決めてきたものと合わせると、しっかりとしたブログのコンセプトやアイデア・訴求ポイントが作ることができます。
例題:「関東地方に限定した旅行ブログ」
ターゲット:「20代男性・宿泊で旅行する人」
ペルソナAさん:会社員、27歳男性、独身、土日休みだが交代勤務のため疲れている、たまに友達と旅行に行くのが楽しみ、お酒が好き
ペルソナBさん:営業職、23歳男性、1年付き合っている彼女あり、土日休み、仕事もプライベートも決めることがたくさんある、友達か彼女と旅行に行くことがある
ここに価値(ベネフィット)を付け加えてブログのコンセプトを作ると
ブログのコンセプト
「関東地方限定のお酒と温泉が楽しめる旅行ブログ」
コンテンツ内容
「温泉特集・静かでゆっくりできる温泉地特集」
「飲み屋街特集・地酒特集」
「二日酔い対策アイテム」
「観光モデルコース」
「カップル向け観光場所・温泉旅館」
「絶景・夜景スポット特集」
「ここに来たら絶対食べたいグルメ特集」
「思い出作りに手作り工房」
(この旅行ブログでは、実際には大手企業も参入しているので、難しいかもしれないが、例題として参考に。)
ペルソナ設定したことにより、しっかりとしたコンセプトとコンテンツ内容も考えることができました。
最初のペルソナ設定していないときと比べると「旅行が好きだから旅行ブログを始めよう」から→「関東地方限定のお酒と温泉が楽しめる旅行ブログ」まで絞り込め、コンテンツ内容まで明確にすることができました。
これがブログのペルソナ設定であり、ペルソナ設定する意味です。
実際に記事を書くときは、検索意図も知っておくべきなので、知らない人はこちらから読んでください。
ブログ向けペルソナ設定のまとめ
今回、ブログ向けペルソナ設定を解説したこの方法がきっと役に立つと思いますので、実践してみてください。
また、記事単体にもこのペルソナ設定方法が使えるので、試してみてください。
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