キーワード選定をうまく行えばSEO対策になるので、アフィリエイトをするなら初心者でも必須の知識です。
キーワード選定をするには方法はもちろん、キーワードの意味など色々とコツがありますので、紹介していきます。
アフィリエイトキーワード選定のコツ3選
1.上位表示が難しいビッグキーワードを理解する
2.キーワード選定は、複合キーワードを狙う
3.主軸となるキーワードを多く見つける
1.上位表示が難しいビッグキーワードを理解する
検索結果の上位表示が、かなり難しいビッグキーワードを初心者の頃から理解しておく必要があります。
ビッグキーワードとは、検索ボリュームが1万以上や「単一キーワード」など確実に収益が上がるキーワードのことを指します。
「アフィリエイト」「FX」「転職」などのキーワードはビッグキーワードで、上位表示すれば収益が月1千万と狙えますが、個人ブログではこれらのキーワードで上位表示するのは不可能です。
「アフィリエイト」を実際に検索してみると、1位~10位の検索結果はすべて企業が運営するブログ・サイトが上位表示されています。
「アフィリエイト」の検索意図は不明確なので、「アフィリエイトとは・仕組み・始め方・登録」などアフィリエイトについて詳しく解説している記事が上位表示されます。
企業が運営しているサイトの方が信頼性・権威性が高いので、これらのビッグキーワードでは上位表示のほとんどが企業が運営するサイト・ブログになります。
個人ブログは、専門家などでないかぎり、上位表示されないキーワードがあることを知っておきましょう。
もしビッグキーワードを狙う場合は、検索してみて個人ブログが上位表示されているか確認してみてください。
では、どうしたらいいのかというと、キーワード選定するには、複合キーワードを狙っていきます。
2.キーワード選定は、複合キーワードを狙う
Google検索の上位表示を狙うコツは、複合キーワードで狙っていきます。
複合キーワードとは、「アフィリエイト 始め方」や「アフィリエイト ブログ 作り方」など「メインのキーワード+○○」・「メイン+○○+○○」(2語キーワード、3語キーワードとも呼ばれます)
メインのキーワードに他の単語を合わせたキーワードを複合キーワードと言います。
3語キーワードになれば比較的に競合が弱くなるので、上位表示されやすくなります。
月間検索ボリュームが1000以下を初心者の方は狙っていきましょう。
1000以上は、多くのライバルが狙う、または、すでに競合が強い場合があります。
では、「競合が強いキーワードは狙ってはいけないのか?」と言うと、そうではなく、「いきなり狙らわない」ということです。
記事の評価は、メインの記事が「記事A」だとして、「記事A」の中で詳しく解説した記事を「記事B・C・D」とキーワードごとに記事を分け内部リンクで記事を繋げます。
こうすることで、「記事A」の評価は、「記事A+記事B+記事C+記事D」となるので、SEO対策にもなり、ユーザーも自分の知りたい記事を見つけやすくなります。
競合が強いキーワードを狙う場合は、内部リンクで繋げられそうな複合キーワードを選定して、いかにサイト設計をしていくのか重要になります。
3.主軸となるキーワードを多く見つけるコツ
主軸となるメインのキーワードを多く見つけられたら、「どんな記事を書いたらいいか?」「どのキーワードで上位表示したらいいか?」「サイト設計は?」などが分かるようになるので、キーワードを多く見つけることは重要です。
ブログのジャンルを決めたとき、初心者の方でも簡単に思いつくメインのキーワードは、以下のようなことだと思います。
この2つからでも複合キーワードは、たくさん出すことができますが、キーワード選定の観点からいうとまだ足りません。
4つ目のキーワードプランナーで探す方法が簡単なので、紹介します。
キーワードプランナーにアクセスして、「新しいキーワードを見つける」をクリック
(キーワードプランナーを使うには、登録が必要になります。)
メインのキーワードを入力して「結果を表示」をクリック
例えば「クレジットカード」で検索した場合
「楽天カード、イオンカード」など商標キーワードがたくさん見つけることができます。
「ゴールドカード、ブラックカード」などのキーワード
「水道代 クレジット」「ポイント還元率」などもキーワードとして出てきます。
さらに、「ブラックでも作れるカード」ブラックリストに載っている人でも作れるカードという「お悩みキーワード」も見つけることができます。
主軸となるメインキーワードはたくさん集めておいて損はないです。
この集めたメインのキーワードで複合キーワードを探していくので、上記4つのコツを参考に主軸となるキーワードをできる限り集めることがポイントです。
キーワード選定のやり方
アフィリエイトをするなら、キーワード選定は、プロの方なら誰でもキーワード選定をするくらい重要なことです。
キーワード選定のやり方は、ツールを使って以下のようにしていきます。
1.複合キーワードをツールで調べる
主軸となるメインキーワードを集めたら、ツールを使って複合キーワードを探していきます。
どちらのツールでも無料で利用することができます。
この他にも複合キーワードを取得するツールはありますが、実際に検索して確認したところ「グーグルサジェストキーワード一括DLツール」が一番キーワードを集めることができました。
「関連キーワード取得ツール」も他のツールより多くキーワードが出て、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」の検索も出るため、お悩みキーワードが一緒に探せます。
「関連キーワード取得ツール」で複合キーワードを取得する方法
1.「関連キーワード取得ツール」にアクセス
2.「検索キーワード」にメインのキーワードを入力して「検索開始」をクリック
3.「全キーワードリスト」内のキーワードを全て選択してコピー
これで、複合キーワードの取得は完了です。
2.キーワードプランナーで月間検索ボリュームを調べる
月間検索ボリュームは、どれだけ月に検索されているのか、調べることができます。
ちなみに、検索エンジンで「Google」と「Yahoo!」がありますが、Yahoo!ではGoogleの検索エンジンを使っているので、SEO対策はGoogleだけ意識すれば大丈夫です。
キーワードプランナーで月間検索ボリュームを調べる方法
キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック
取得した複合キーワードを貼り付けて「開始する」をクリック
エラーになってしまった場合
記号などがキーワードに入っているとエラーになることがあります。
問題のヶ所を消すか、キーワードを削除してください。
「過去の指標」をクリック
ダウンロードマークをクリック
「月間平均検索ボリューム」これが月に検索されている回数になります。
100~1000、1000~1万など曖昧な数字が出ていますが、Googleに広告を出せば詳細な数字が分かるようになりますが、ざっくりとした数字がとりあえず分かれば大丈夫です。
キーワードプランナーでの「競合性」は、そのキーワードで広告を出す人が多いかの競合性を数値にしたもので、SEOの難易度を表す競合性ではない!
間違えて覚えている人が多いので、注意してください。
「過去のプラン指標」のcsvファイルをダウンロード
Excelなどをお持ちならcsvをダウンロード
csvを開けるソフトがないならGoogleスプレッドシートで開けます。
ここまでの流れで月間検索ボリュームを調べるのは完了です。
3.キーワードリストを作成する
csvファイルをExcelやGoogleスプレッドシートなどで開いてください。
「キーワード」と「search volume」は残して、それ以外の項目は削除してください。
Googleスプレッドシートの場合、右クリック「列を削除」で削除できます。
検索ボリュームの数値順に並べ替えて
検索ボリュームが0~10になっているキーワードは、狙っても検索する人がいないので、削除してください。
「10~100」のキーワードも全く必要がないキーワードがある場合は削除しておいてもいいでしょう。
これで、キーワードリストの完成です。
この作業を繰り返し、別のメインキーワードで複合キーワードを取得して、キーワードリストを作成していき、分類ごと仕分けるか、収益記事と集客記事で分けておけば、管理がしやすくなります。
サイト設計・記事作成にキーワードリストを利用して、ブログ運営に役立ててください。
キーワード選定のコツまとめ
アフィリエイトをするなら、キーワード選定は基本中の基本になります。
昔から「アフィリエイトはオワコンだ」と言われて来ましたが、全然オワコンではなく、アフィリエイト市場は年々伸び続けています。
確かに昔より「簡単に誰でも稼げる時代」は終わりました。
ですので、キーワード選定のコツと方法をしっかりと身に着けてブログ運営に挑んでください。
コメント