【今すぐできる】集中力を高める3つのスイッチと疲れの原因【超集中力】

ビジネス・心理学

メンタリストDaiGoさんの「自分を操る 超集中力」を自分の持っている知識から要約したいと思います。

この記事を読むことで「集中力の正体」「私たちが疲れる原因」「集中力の鍛え方・高め方」が分かるようになります。

集中力について以下の3つを解説していきます。

  • 集中力の正体「ウィルパワー」
  • 集中力を鍛える2つの方法
  • 集中力を高める3つのスイッチ

また、分かりやすいように動画も用意しましたので、お好きな方をご覧ください。

集中力の正体「ウィルパワー」

メンタリストDaiGoさんは「集中力はトレーニングによって強化することが出来る」と言っています

さらに、集中力をコントロールする方法を身につけて習慣化してしまえば、疲れているときでも集中できるようになるそうです。

まず、集中力をコントロールする前に知っておきたいことが、集中力の正体です。

集中力は脳の「前頭葉」にある

集中力はどこから出るのかというと、脳の前頭葉にあります。

前頭葉は、思考や創造性といった人間らしい行動を考える脳の最高中枢であり、この思考や感情をコントロールする力のことを「ウィルパワー」と呼びます。

つまり、ウィルパワーこそが集中力の正体というわけですね。

集中するときにウィルパワーを使うのですが、ウィルパワーが疲れてくると集中できなくなってしまうのです。

そして、ウィルパワーを必要とすることは、集中だけでなく、思考や感情などの集中とは関係のないようなことにもウィルパワーは使われています。

例えば、仕事や勉強はもちろんのこと
「ダイエットしないといけないな~」とか
「今日服なに着ようかな~」みたいなちょっとした思考や悩みでもウィルパワーが使われてしまうのです。

つまり、集中するときにウィルパワーが疲れてしまっている状態だと、集中することは難しく、脳が休息を必要とする状態になっているのです。

ちょっとここまでをまとめると

集中力の正体は「ウィルパワー」であり

ウィルパワーは集中する以外にも思考や悩みなどあらゆることに使われている

集中できないのはウィルパワーが酷使されていて疲れてしまっているからなのです。

私たちが疲れる原因は「選択や判断」にある

ここでもう一つ知っておきたい「私たちが疲れる本当の理由」をマーケティングの世界で有名なある実験から紹介したいと思います。

実験の内容は
スーパーの試食コーナーに6種類のジャムを用意した週と
24種類のジャムを用意した週で、売り上げにどんな差が出るのか調べる実験をしました。

実験結果は、24種類のジャムの方が人々は魅力に思い試食コーナーに60%もの確率で立ち寄りました。

一方で6種類のジャムで立ち寄る確率は40%でした。

そしてジャムを購入してくれた確率は
24種類のジャムで3%しか購入していなく
6種類のジャムは30%もの確率で購入してくれるという結果になりました。

どうしてこのような結果になったのかというと、人は選択や判断でウィルパワーを使い、多すぎる選択肢があると選ぶことに疲れてしまうからです。

つまり私たちは「行動ではなく意思決定」で疲れているというわけです。

ちょっとここで思い返してみたのですが、何か行動していて気付いたら2時間も経っていたような没頭していた状態のときは疲れをあまり感じていませんが

とくに今日は何もしてないけど疲れたな~ってことがあります。

皆さんもこういう経験ありませんか?

実は何もしていなくても頭の中では「何をする」「何をやらない」「もしこうなったら」「あのとき」…などありとあらゆる物事を無意識で考えているのです。
しかも自分が望んでいないようなこともこの中に含まれます。

ですから、ボーっとしていても脳は休憩していない状態であるため疲れてしまうというわけです。

これをスマホやPCで例えると、使っていないアプリやら機能が大量にメモリに常駐していてバッテリーの消費が激しい、みたいなことが脳内で起こっているイメージです。

これは疲れますよね。しかもこの状態で集中しようと思っても無理があることも分かりますね。

では、ここからどうしたら集中できるようになるのか?
集中だけでなく疲れにくい脳にするにはどうしたらいいのか?
詳しく解説していきます。

集中力のカギ「節約」

集中力の源「ウィルパワー」を増やしたり回復させたりする方法もありますが、先にやるべきは「ウィルパワーの節約」をすることです。

そうでないと、増やしたり回復させたりする方法にも集中することが難しくなります。

しかも、そう簡単にはウィルパワーは増えません。

ですので、今あるウィルパワーの使い道を節約する方法を学び、集中したいことにバシッと集中できるようにしておくことが重要です。

スマホやPCの使わないアプリや機能が大量に開いている状態を閉じることで高速化に繋がり、バッテリーの消費も穏やかになる。そんな状態を先ずは目指すことが「集中力のカギ」となるということです。

今すぐやめるべき行動「決断や判断の先延ばし」

それでは「ウィルパワーを節約」するにあたって今すぐにやめるべき行動があるので紹介します。

それは「決断や判断の先延ばし」を今すぐにでもやめることです。

理由は決断や判断の先延ばしをすると脳の中では、その先延ばしにした事が決断されるまで脳内に居続けてしまい、ウィルパワーを知らず知らずのうちに使われている状態になってしまうのです。

「決断や判断の先延ばし」の中には、「悩みを悩みのままにしておく」や

「○○は後でいいや」など思考や感情が曖昧な物事も含まれます。

これはアイデアがよく、ふとした時に思いつくのも自分では考えていなくても脳がそのことをずっと考えていてくれるからだと言われています。

こんなメリットもありますが、デメリットは集中力の源であるウィルパワーが使われるということです。

ですので、何か既に先延ばししているようなことがあれば、ウィルパワーの節約のために片付けてしまいましょう。

もし今「えー面倒くさいなー」とか「疲れてるんだよなー」とか思った人は既にウィルパワーが疲れ切っている状態である可能性が高いです。

甘い言葉をかけてあげたいですが、そのことを片付けない限りずっとウィルパワーが使われていることになるので、疲れを回復させるためにも何か思うことがあれば早めに片付けることをおすすめします。

集中力を高める3つのスイッチ

本書では「集中力を生み出す7つのこと」が紹介されていますが、私がこれ良かったなーと思う3つのことを紹介します。

  1. 「場所」
  2. 「習慣化」
  3. 「瞑想」

この3つを実践することで、集中力が格段に向上すると思います。

それぞれ詳しく解説していきます。

1.「場所」

何かに集中するときの場所は集中力にとって重要です。

オフィスや自分の部屋、デスクの上など集中しやすい場所にしてみましょう。

どんな場所が集中しやすい場所なのかというと

  • 物が整理整頓されている
  • キレイに掃除されている
  • 物が少ない

このような部屋や机回りが理想です。
なんだかお母さんに口酸っぱく言われてきたようなイメージですが、これが集中力に繋がります。

先ず、物が片付けられていないだけで集中力は奪われます。しかも片付けられるまでずっと奪われ続けます。

ですので、集中しようとする作業に必要ない物は、片付けるか見えない場所に収納することで集中力の節約になります。

本書でも取り上げられていますが、スマホは集中力の天敵なので、マナーモードにして部屋に持ち込まないようにするか見えない場所に収納しましょう。

集中し始めるときが多くのウィルパワーを使うというので、そこで何かに邪魔されると最悪だそうです。

ですので、私も作業するときはスマホを持ちませんし、作業部屋の中は机とステッパー・PCと本だけしか部屋の中にありません。

極端に物が少ない部屋ですが、集中力は確かに高い水準で作業できています。

2.「習慣化」

集中力は、同じことに対してずっと続くわけではありません。

ですが、あることをすると集中力を使わずとも作業できるようになります。

そんな方法が「習慣化」です。

通常、何かをするときは前頭葉が使われるので、ウィルパワーが使われています。

それが、脳に習慣化された行動をするときは小脳が主に使われるようになるので、ウィルパワーを使わずに行動することができます。

こうしてどんなに小さな行動や判断でも1つ1つを習慣化してしまえば、より多くのことにウィルパワーを使えるため、非常に強力な方法だと言えます。

では、どうしたら習慣化することができるのか?少し解説していきます。

習慣にしたいことを脳が覚えるまで繰り返し行うだけですが、これだけでは具体的に分からないと思いますので、3つおすすめの方法を紹介します。

1つ目は「同じ時間・同じ場所で繰り返すこと」

同じことを繰り返す行為は脳にとってとても大好物だと言われています。

ですので、同じ時間に同じ場所で習慣にしたいことを繰り返してあげると効果的です。

例えば「学校から帰ってきたら、勉強机で宿題をする」みたいな感じで取り組んでみてください。

これを脳に覚えさせると勉強机に座ったら宿題をするぞ!と起動スイッチみたいになります。

ここで1つ注意したいのが、「勉強机は宿題する場所」と脳に覚えさせるので、ゲームやお菓子など宿題と関係のないことを勉強机でしてはいけません。

よくやりがちなのが、寝るときにベッドに入ってスマホをいじる行為です。

これが習慣になるとベッドに入ったら寝るではなく、スマホをいじると脳が覚えてしまうので注意してくださいね。

布団に入るまでは、眠かったのに布団に入ったら目が覚めたってことになるのは、普段している習慣に原因があるかもしれませんので、ご注意を!

2つ目は「条件を決めておく」

先ほど話した「同じ時間」これも条件にあたります。

「何時になったら」でもいいですが、「帰ってきたら」や「起きたら」などの時間を条件にしておけば、習慣化しやすくなります。

そして、迷ったり悩んだりすることもウィルパワーが使われているので、そうならないためにも条件を決めておくのが有効ってわけですね。

ここで私がおすすめしたい条件があるので紹介します。

そもそもやる気が出ないってときありますよね?

そんなときはこうします。

「やる気が出ないとき、やったーと叫びながら全力ガッツポーズをする」

これで不思議とやる気が出ます!騙されたと思ってやってみてください。

脳科学的にやる気というのは行動した後に出るものだと言われています。

3つ目は「選択をあらかじめ決めておく」

今日の服なに着ようかな~など選ぶだけでもウィルパワーは使われます。

有名な話でスティーブ・ジョブズはいつも同じ服装をしていました。

つまり、服装をあらかじめ決めていたので、服選びという判断がなくなりウィルパワーの節約となるわけです。

こういった選択をあらかじめ決めておくのは有効な手段です。

例えば、主婦なら今日のご飯何にしよう?という選択でも疲れてしまうため、曜日で献立を決めておくなどすれば、1週間分の買い物も決まるので、ウィルパワーを節約することができ、習慣化しやすくなるというわけです。

以上の3つを使って、まずは「小さなこと」「小さな目標」を習慣化してみてください。

3.「瞑想」

私が知る中で最も最強な方法になりつつあるものが「マインドフルネス瞑想」です。

はいはいマインドフルネスね!呼吸に集中してありのままを受け入れることでしょ!って思った人!合ってますけど、どれだけマインドフルネス瞑想がすごいことなのか説明させてください。

1時限目で話したボーっとしていても疲れる原因は、脳が無意識にあらゆることを考えているからだと説明しました。

スマホやPCで例えると使わないアプリや機能が大量にメモリに常駐していてバッテリーを食っているイメージです。

この無意識に脳が考えることを「デフォルト・モード・ネットワーク」といいます。

ちょっと質問なのですが
「このデフォルト・モード・ネットワークは脳全体が消費するエネルギーの何%くらい消費すると思いますか?」

「逆に意識的に何か作業する場合、脳の消費エネルギーは何%くらいだと思いますか?」

正解は、無意識に働くデフォルト・モード・ネットワークは、脳全体の60%~80%ものエネルギーを消費すると言われています。

そして、意識的に作業する脳の消費エネルギーは5%ほどだというのです。

確かに没頭していたとき(フロー)は、疲れをあまり感じず、気づいたら時間が経っていますよね。

逆に、雑念や思考・感情が次から次へと湧き上がってくる状態で作業していると、1時間もすると疲れますよね。

これが私たちが疲れたと感じる主な原因ってわけです。

つまり、デフォルト・モード・ネットワークが過剰に働いている限り、どんどん疲れてしまい、いざ集中しようとしてもエネルギーが数%しか残っていないという状況になってしまうのです。

この状況を解決してくれるのが「マインドフルネス・瞑想」のすごいところなんですね。

デフォルト・モード・ネットワークは無意識の領域なので、膨大に膨れ上がったデフォルト・モード・ネットワークの存在に気付くことが大変難しいのですが、瞑想をすることによってデフォルト・モード・ネットワークにアクセスすることができるのです。

瞑想をしたことがある人は分かると思いますが、ありとあらゆる雑念が湧き上がってきます。

この雑念の正体こそがデフォルト・モード・ネットワークを過剰に働かせているものなんですね。

ここで湧き上がってきた雑念を無駄にすることなく、なぜ浮かんできたのか?どんな感情を感じるのか?しっかりと体験してありのままを認めてあげる。そうすることでデフォルト・モード・ネットワークが穏やかな働きになり消費エネルギーが少なくなるってわけです。

休日に旅行や美味しいものを食べたりしても、脳にとっては休息になっていないんですね。

そして疲れを感じるのは脳であり、体が疲れているわけじゃないので、脳を休ませてあげない限り本当の休息と呼べないのです。

なので、マインドフルネス・瞑想は、科学的に証明されている脳の休息法とも言えますね。

ここは話すと長いので、別の動画・記事にしてお話しようと思います。

まとめ

1.「集中力の正体を知ろう」

集中力の正体は前頭葉にあり、思考や感情などをコントロールする力「ウィルパワー」が集中力の源である。

そして、ウィルパワーは集中だけでなく判断や悩み・迷いやしないようにするなどありとあらゆる物事に使われていると学びました。

2.「集中力のカギ『節約』」

集中力の源である「ウィルパワー」を節約してウィルパワーを疲れにくくしてあげることが集中力のカギであると話しました。

そして、今すぐできるものとして「決断の先延ばし」をしないことを紹介しました。

先延ばしにしたことは決断されるまで脳に居続けてウィルパワーを奪われるからでしたね。

すぐ片付くような雑事こそ、後回しにせず先に片付けてしまいましょう。

3.「集中力を高める3つのスイッチ」

集中力を高める方法として3つの方法を紹介しました。

  1. 「場所」
  2. 「習慣化」
  3. 「瞑想」

この3つを掛け合わせて集中したいことに実践してもらえれば、集中力が高まると思います。

例えば「勉強」を目的とするなら、勉強だけをする専用の場所を用意して、条件や仕組みを作り勉強のONとOFFを脳に覚えさせて習慣化すると共に勉強に疲れてきたら瞑想をして脳の休憩をする。
みたいな感じで実践してもらえればいいのかなと思います。

以上が本動画の内容でした。

少しは集中と疲れの正体が分かったのではないかな?と思います。

次回は、私たちの疲れ、つまり脳の疲れを回復させてくれて、しかも脳も強化してくれる。そんな方法「マインドフルネス・瞑想」について解説したいと思います。

最後までご視聴ありがとうございました。

では、またね!

ビジネス・心理学
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この記事を書いた人
しょっちゃ

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